TOEICの英単語99%を頻出順で無料の暗記カードにしました

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最も効率的な英単語リスト

本投稿は、NEW GENERAL SERVICE LISTによる研究結果を翻訳し、完全無料で使える英単語帳にしたものです。

通常会話の90%をカバーする700語、一般的な生活のための2100語、TOEICやビジネスのための単語リストです。

ネイティブスピーカーの平均的な語彙に比べて、次のグラフのように、TOEICであれば最大99%をカバーできるようになります。

 

New General Service Listって何?

チャールズ・ブラウン博士、ブレント・カリガン博士、ジョセフ・フィリップス博士は「英語を第二言語とする学生」のために、頻度の高い単語のリストを作成しようとなさいました。

元となるのはGeneral Service List(GSL、後述)です。

テキストや発話を大規模に集めてデータベース化した言語資料のことを「コーパス(Corpus)」と呼ぶのですが。

「Cambridge-English-Corpus(CEC、後述)」の2.7億語の92.34%を、約2800の単語でカバーします。

<コーパスのサブセクション>

より詳細はWikpediaにて

General Service List(GSL)って何?

1953年にMichael Westが公開した重要な語彙リストで、口語のスピーチの約90〜95%と一般的な文章の80〜85%を理解するためのものです。

GSLは、
・20年以上にわたって行われたコンピューター前のコーパス研究
・ハロルドパーマーなどの20世紀初頭の有名な研究者の助力
・30年代にカーネギー財団がスポンサーとなったいくつかの語彙会議
を経て作られました。

単なるリストではありません。

「客観的基準・主観的基準を組み合わせて、英語を第二言語とする人にとって「普遍的なサービス」になる単語のリストです。

このリストは何十年に渡って有効だったのですが、時代の流れにより
・コーパス自体が古いのでは?
・近代的な基準では小さすぎるのでは?(250万ワードのコーパスに基づいていました)
と指摘が入るようになり、博士らがNGSLとして改訂するに至りました。

より詳細にご興味のある方は Wiki General Service List をご参照ください。

ケンブリッジ イングリッシュ コーパスって何?

「Cambridge-English-Corpus」「ケンブリッジ英語コーパス」。CECと略されます。

世界最大のコーパス(言語データベース)で、新聞、インターネット、書籍、雑誌、ラジオ、学校、大学、職場や日常会話等から集められ、常に更新されています。

CECは、分野別等の複数の小さなコーパスで構成されています。

現在は173か国の220,000人以上の学生が提出したケンブリッジ試験のスクリプトから取得した5,000万語を超えるケンブリッジ学習コーパス(CLC)が含まれます。例えばCLCを使用すると、「英語の学習者と専門家の話し方の違い」を分析できます。

要は「日本に限らず、世界で最も膨大なデータベースなんだな」と思ってください。
※専門家から見ればご指摘もあるかと思います。

より詳しい情報をお求めの方は次のリンクよりどうぞ。公式です。

Cambridge English Corpus

本当に効果的なの?

それぞれのワードは、バックテスト抽出されていますから、実際に使ったらどうなのか、というフォワードテストが必要です。

と思っていた矢先にえいらく様にて検証しておられました。

カバー率計測結果

対象NGSLNGSLNGSL
+TSL
+NAWL
+BSL
+TSL+NAWL+BSL
英単語リストの掲載語数2801+1259+963+17545619
小説① ハリーポッター86.7%87.8%87.3%87.6%88.6%
マンガ② よつばと!88.9%90.6%89.4%89.6%91.2%
ドラマ③ フラーハウス88.4%89.7%89.0%89.2%90.0%
英語試験④ TOEIC89.5%93.9%91.0%92.5%94.2%
⑤ 英検準1級88.8%91.2%90.2%90.7%92.4%
学術向け⑥ TED講演89.6%90.8%91.4%91.4%92.6%
ニュース⑦ NHKニュース86.2%88.5%88.1%89.1%90.3%
⑧ CNN ニュース86.7%88.3%87.8%90.0%90.6%

NGSL、TSL、NAWL、BSLそれぞれの英単語リストで英文カバー率を計測した結果は上記の通りです。なお、TSL、NAWL、BSLはNGSLと組み合わせて利用する英単語リストなので、それぞれNGSLと組み合わせた時のカバー率と、NGSL+TSL+NAWL+BSLの4つの英単語リストすべて合わせた時のカバー率も掲載しています。また、参考としてGSL、GSL+AWLでのカバー率も掲載しています。

結果、公式サイトで言われているほどではありませんでしたがNGSLはどの分野でも高いカバー率があり、かつTSL、NAWL、BSLはそれぞれの分野で頻出する英単語が掲載されているのは間違いなさそうです。

なお、公式の英文カバー率の計測方法は、his、herなどの代名詞は見出し語のheやsheなどでカウントしているのではないかと思います。本記事ではhis、herなどはその単語のまま扱っている分カバー率が低く出ているとお考えください。

えいらく NGSL、NAWL、TSL、BSL全部覚えたら語彙レベルはいかほどか?

9割近く分かればあとは文脈判断で対応できます。

英語学習のロードマップと単語帳

博士たちの研究成果は、次のリストからできています。

まずはNGSL-Sを学びましょう。
次にNGSLを学びます。
その次は、あなたが何をしたいかにより変わります。

学生であればNAWL、ビジネスマンならBSL、TOEICを受けるのならTSLを学びましょう。

NAWL、BSL、TSLには重複する単語があります。例えばauthorityやconference等です。

こちらのシステムでは、NGSLと、NAWL/BSL/TSLには単語は重複しないはずですが、
NGSL+NAWL、NGSL+TSL等と想定されているため、NAWL/BSL/TSLに共通で頻出の単語は、それぞれのリストに含まれることになります。

2017年にTOEFLのリストが追加されました。

以下に全ての7000程度の単語を含んでいますが、多すぎて管理しにくいかもしれません。

データの読み込みに時間がかかりすぎていたため、取りやめました。

それぞれ個別のページに50個程度のワードにまとめた単語帳を作る予定です。
「こんな単語帳がほしい」というリクエストがございましたら、お寄せください。

単語帳の使い方

単語帳は頻出順に並べています。

初回の読み込みには時間がかかるかもしれません。キャッシュがたまれば、2回目以降は早くなります。

1.表示を見て、答えを考えたら、Flipをタップします。回答が表示されるので、確認します。
2.「Need more practice」か「Got it」のいずれかを押すと次に進みます。
3.分からない場合、「Need more practice」を押すと、そのカードがスタックの一番下に移動し、もう一度練習できます。
4.分かっている場合は、「Got it」をクリックすると、カードが取り除かれます。
5.Shuffleはデッキをシャッフルできますので、必要に応じて押してください。

NGSL-S(New General Service List Spoken)

話し言葉の90%をカバーできる、700語のリストです。まずはこちらから学びましょう。
中学生レベルも多く、難しくないかと思います。

『日常会話の90%をカバー』完全無料の英単語帳

NGSL(New General Service List)

使える英語を学びたい方に必須。NGSL-Sを含む2800語です。NGSL-Sの次にはこちらを学びましょう。

『2.7億語から抽出した92.34%%をカバーする』完全無料の英単語帳2818語

NAWL(New Academic Words List)

学術雑誌や教科書から2.8億語のコーパスから抽出された960語です。

『コーパスの2.8億語から抽出したアカデミックな英単語』完全無料の英単語帳960語

TSL(TOEIC Service List)

世にある様々なTOEIC対策の資料から抽出された1200語。NGSLと合わせれば最大でTOEICの99%をカバーできます。

『TOEICを最大99%カバーする』完全無料の英単語帳1253語

BSL(Business Service List)

ビジネステキストや新聞等の約6400万語より抽出された1700語。NGSLと合わせれば一般的なビジネス教材の最大97%をカバーします。

『英語のビジネス教材を最大97%カバーする』完全無料の英単語帳1754語

TOEFL

TOEFLの頻出単語として、発表されたもののまとめです。

『TOEFL頻出』完全無料の英単語帳3773語

本投稿の引用元

In text citation of the NGSL:Browne, C., Culligan, B. & Phillips, J. (2013)
Bibliographical reference to the above:
Browne, C., Culligan, B. & Phillips, J. (2013). The New General Service List. Retrieved from http://www.newgeneralservicelist.org.

NEW ACADEMIC WORD LIST:
In text citation of the NAWL:
Browne, C., Culligan, B. & Phillips, J. (2013)

Bibliographical reference to the above:
Browne, C., Culligan, B. & Phillips, J. (2013). The New Academic Word List. Retrieved from http://www.newgeneralservicelist.org.

TOEIC SERVICE LIST:
In text citation of the TSL:
Browne, C., and Culligan, B. (2016)

Bibliographical reference to the above:
Browne, C., and Culligan, B. (2016). The TOEIC Service List. Retrieved from http://www.newgeneralservicelist.org.

BUSINESS SERVICE LIST:
In text citation of the BSL:
Browne, C., and Culligan, B. (2016)

Bibliographical reference to the above:
Browne, C., and Culligan, B. (2016). The Business Service List. Retrieved from http://www.newgeneralservicelist.org.

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