仕事やめてぇえぇぇえぇ
って思ってもんもんとしてて、どう辞めたらどうなるのかまとめてます。
こちらは「知らないと検索もできないよね」ってことで書いてますので、
より細かくは単語で調べてみて下さい。
転職で会社辞めたらどうなる?
私はサラリーマン自体やめたいって思ってるのでコレではないけれど。
まぁ王道ですよね。
結論的には別にどうにもならない。
淡々と処理をこなしましょう
普通の処理なのでこのへん見たらやることは分かります。
やっぱリーマンって安全だし楽
リーマンが楽しいって思えるならそのままが良い
転職先を決めずにサラリーマン辞めるとどうなる?
転職先を決めずに辞めた場合にどうなるか、です。
まずやっておくこととしたら
・ハローワークに届け出て失業給付をもらう
・健康保険の入り方を決める
が必須。
若干引越ししにくくなる
大家さんの考え方次第なので必ずしも、ではないですが信用は下がります。
なので入居を断られる可能性もあります。
引越し考えてるなら在職中がベター
融資を受けにくいので、不動産投資はやりにくくなる
しっかりキャッシュ持ってたり、すでに実績がある人、物件を担保にできる人ならどうにかなるかもしれませんが
まだ始めていないなら、サラリーマンが優位です。
銀行さんやらは
・返済の実績がある
・担保がある
・継続的に安定した収入がある
てとこを見るので、融資取るハードルが上がります。
健康保険(社会保険)を任意継続するか、国民健康保険に入るかを選ぶ
サラリーマンのほとんどは、会社で社会保険に入ってます。
社会保険は「健康保険」「介護保険」「厚生年金保険」「労災保険」「雇用保険」の5つの保険制度の総称です。
このうち半分の費用を会社が入らってくれてます。
国民健康保険に入ると扶養が使えない
任意継続をせず、国民健康保険に入る場合です。
収入によってどちらが安いかは変わるのですが、一番大きなとこは
扶養の制度がないてこと。
奥様が働いていなくて、奥様やお子様がおられる場合
みんな国民健康保険に入ることになります。
結構高い
継続しても社会保険の負担が大きくなる
会社を辞めると、いままで会社が負担してくれていた半額も含めて自分で払うことになります。
まぁ単純に倍って思っておきましょう。
が、扶養は継続できるので、一人分でOKです。
たぶん扶養する人がいたなら国民健康保険より安くなるケースが多い
奥様か誰かの扶養に入れるならベストですが、年金額はさがる
誰かの扶養にはいれれば保険料負担はなくなります。
が、厚生年金保険部分は増えなくなります。まぁ積み立ててないんだから当然です。
扶養の条件はざっくりと
・収入が扶養してくれる人の半分以下
・年収が130万円以下
・3親等以内で、扶養の実態がある
「収入が扶養してくれる人の半分以下」には例えば失業給付やらも含まれます。
なので相方さんがフルタイムで働いてるならいけるかな。
他は結構制限厳しい
3親等以内で~ってとこについて、
直系尊属(血のつながった直系の親族)
子供、孫、兄弟姉妹
配偶者
は同居でなくてもOK。
他は同居が条件に入ってきます。
クレジットカードを作りにくくなる
審査が通りにくくなって、作りにくくなります。
対策 → 辞めるなら先に作っておきましょう。
職業訓練に入るのもアリ
ポリテクセンターや職業能力開発校でやってるやつです。
雇用保険(失業給付)を受けながら公共職業訓練に入るのもアリ
訓練期間が3か月~24カ月、ってなってるけどほとんどは半年以下です。
色々あるので公共職業訓練とかで調べてみて下さい。
失業給付が1/3以上残ってる時点で受講すると、受講期間は失業給付が延長されます。
給付180日の人が残り60日時点で150日の訓練に入ったら、120+150で270日受けられます。
もし「3か月待機があって辛い」という方は、入ると待機期間がなくなって、すぐに支給が開始されます。
借金をまとめるとかもやりにくくなる
複数個所から借金してる人。
まとめることで金利見直ししたりとかあるかもしれませんが、
無職の債務を好条件で引き受けてくれるとこなんてありません。
借り換えで金利下がらないかとかは在職中にやっておきましょう。
傷病手当金をギリまで受け取ってからやめようとしたらどうなる?
社会保険でのサポートですね。
・仕事ができない状態にある
・会社から給料でない
っていう場合の保険です。
最大18カ月間手当てを受けることができます。
金額は大体標準報酬月額の60%くらい。
傷病手当を受けている間は「働けない」ってことなので、失業給付は受けられません。
受けるなら治ってからになります。
デメリットは「毎月申請が必要で、事業主が「給与支払ってない」って証明する必要がある」ってこと。
また、労災保険から受けている場合は受け取れません。
一般的には労災保険の方が受取にくいので、傷病手当の方が楽。
詳細は加入している組合に確認が必要です。
うつ病で障害手当金を受け取った場合のデメリット
別に障害手当金に限らず障害年金でもそうなんですけど。
例えば狩猟免許試験だとかに「精神障害、統合失調症、そううつ病(そう病及びうつ病を含む)、てんかん(軽微なものを除く)などにかかっている者は免許を受けられない」とありますので、このあたりの制限は入ります。
また、一応は自動車の運転免許関係でも申告の部分があったりしますのでやりくりは必要。
要は「運転中に意識を失ったり体が動かなかったりするなら免許取っちゃダメ」って内容です。
まぁ病院で「治った」って診断書に書いてもらえるなら大丈夫
障害年金を受け取ったらどうなる?
障害年金は傷病手当よりもハードル高め。
その代わり継続的に受給できます。
金額は等級やらお子様がおられるか・厚生部分の状況(報酬額とか加入期間)でかわります。
概ね年額で58~220万くらいまで幅があるので、社労士さんに相談しましょう。
障害年金を受け取るには
初診日が厚生年金の加入中であることが大事なので、やめる前に病院へ行きます。
つぎに保険料をちゃんと納めていること。まぁ会社員なら大丈夫でしょう。
そしてなかなかもらうにはハードルが高いのですが障害の状態が要件を満たすこと。
要件はこちらで確認いただく方が良いです。
障害年金を受け取ると、老齢年金の繰り下げができない場合がある
老齢年金は一般的な「65歳から受けとる」とかの年金です。
こちらが受け取る時期を先に延ばすことで、支給額をあげることができます。
(総支給額は何歳まで生きるかなので、運です)
繰り下げることで「支出<収入」に近づけられるなら将来の安心につながるので、
実際の額やらいくら使うのかから、見定めるのが良いです。
で。ここ大事。すごい大事
・65歳時点で他の年金の受給権者の場合は、老齢年金の繰り下げができない
・老齢年金は「老齢厚生年金と老齢基礎年金に分かれる」
・障害厚生年金を受け取る(受給権がある)と、老齢厚生年金は繰り下げできない
・障害厚生年金を受けても、受給権がなくなったら老齢年金の繰り下げできるようになる
・受給権は「3級に該当しなくなったら65歳まで支給停止状態」になる
要するに
・障害基礎年金を受けている場合→老齢厚生年金の繰り下げはできる
・65歳から繰り下げしたかったら、62歳までに不該当届けを出したら老齢厚生・老齢年金共に繰り下げできる
これは2022年現在の話です。
法改正等あるかもしれないので、社会保険事務所や社労士にご相談ください。
自分でマイクロカンパニーなり作るメリットとデメリット
一般的なマイクロカンパニー、年80万程度の報酬に設定すれば社会保険は最小化できます。
失業給付に関しては「原則」受けられません。
出勤義務もないし報酬もなくて休眠の会社だったりすると、ハローワークが書類を出してくれて受給できるケースもあるそう。
社会保険使いたいなら、すぐは作らない方がいいんでないかな
既に稼いでて社会保険使わずにいくならアリです。
ただ安易に作るのではなくて。
・資産を会社に残すことで、子供や家族に引き継ぎやすくする
・自分の世代で個人に資産を戻すとしても税金はかかるので、トータルで計算する
ってあたりを考えるのは大切です。
マイクロカンパニーを作るメリット
社会保険料は最小化できる
家を貸すっていう形で全額経費にしたりできる。
個人事業主よりも経費範囲が広い
会社を引き継ぐことで、正しく行えば相続税やらの対策になる。
※必ず税理士さんと相談してやってください
マイクロカンパニーを作るデメリット
設立の費用は掛かる
社会保険料が減る分、厚生年金の積み立ては減ります。
当面はクレジットカードは作りにくいでしょう。ここは雇先が決まってないのと同じ
ひとり社長の信用のなさやばい。
失業給付は受けられなくなります。
なので職業訓練校に入って受給したりもできなくなります。
法人の維持なので、決算書類は素人では難しいから税理士さんとの契約を推奨。
なのである程度お金かかる。
あと出口戦略で法人から個人に戻すときにも税金かかります。
退職する方法についてのまとめとオススメ
総じて「サラリーマンやめると思ってる以上に信用されないよ」ってのことを念頭に置いときましょう。
本当に体調が悪くて退職を考えている方
保険周りをフル活用しましょう
社労士事務所で代行してくれるところもあります。
体調は悪くないけど、会社変わりたいんだよねって方
別につらくないなら、転職先が決まるまでいまのとこで頑張るのがベター
体調は悪くないし、独立したいんだよねって方
もう目的によって千差万別
辞める前に生活費1年分は確保しておきましょう
すぐに食べていけるなら、変なこと考えずにお仕事に精を出すのが一番。
すぐのお金が不安なら
家賃やら、できる限り固定費は下げる。引っ越しは在職中の方がいい。
保険→扶養にはいれるなら入る、入れないなら国保と継続で得な方
失業給付受けつつ、訓練校で受給延長
ギリまで粘ってからマイクロカンパニー設立、1500万くらい預けて投資収益で回しつつ、
社会保険最小化しながら副業で稼ぐ
その分年金は減るので、長期投資の株やらREITやらでフロー底上げ
どうやっても稼げないってなったら再就職
再就職はよほどスキルないと45歳以上は現実厳しかったりするので、40歳くらいまでには動きましょう。
でないとバイトやらになる。
「もう疲れちゃって。楽したいんだよね」っていいやり方を探している方。
そう思う時点でホントに軽度のうつ病だったりするかもしれないので、一度病院へいって、
診断されたら傷病手当やらもらいつつ休むのがいいかと。